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オーガニックよもやま話
第17回 今日の朝ご飯、なあに?
突然だが、皆さんの今日の朝ご飯はどんなメニューだっただろうか?ご飯にワカメと豆腐のみそ汁、焼き魚、卵焼き、納豆、そして漬け物とくれば、これはかなり理想的な朝定食だろう。トーストとコーヒーに目玉焼き、現代ではこちらのほうが […] -
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第16回 第2の脳「腸」
朝、目覚めてまず考えること、今晩のおかずは何にしようか。夜、布団に入ってまず考えること、明日の朝は何を食べようか。そして朝食を食べながら、お昼は何を食べようかと考える。 とまあ、なんだかいつも食べることばかり考えているの […] -
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第15回 有機米、パートナーは田んぼの生きものたち
新米がおいしい。この一粒一粒に作り手の物語が詰まっているのだと思うと、愛おしくなる。 健康や環境に配慮した食料生産と持続可能性の向上が世界共通の課題である今、日本の米づくりも大きな転換期を迎えている。2021年に発表され […] -
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第14回 おいしい秋、見つけた!
記録的な猛暑となった今年の夏。大雨による災害があちらこちらで起きて、「線状降水帯」はもう耳慣れた言葉になってしまった。 こんな異常気象では、「暑さ寒さも彼岸まで」なんていう言い方はもはや時代に合わなくなっただろうと思った […] -
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第13回 コーヒーブレイクに、コーヒーについて考えてみる
子どもの頃、大人が飲んでいるコーヒーをいたずらしてなめてみたことがある。 うえっ。 一度で懲りた。大人はなぜこんな黒くて苦いものをおいしいといって飲むのだろう。 それが、いつの間にか「おいしい」と思うようになっていた。酸 […] -
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第12回 オーガニック志向は特別か?(その2)「 脱!オーガニック後進国」
持続可能な食料システムの構築が急務であるわが国にとって、有機農業の推進はとても重大なテーマだ。私たちに何ができるのか。何から始めればよいのか。例えば、生きる上で最も身近な「食べる」という行為。そこに「有機」や「オーガニッ […] -
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第11回 オーガニック志向は特別か?(その1)「世界のオーガニック事情」
今年の2月に最新版のオーガニックデータが公表された。有機農業の分野で世界をリードする研究機関FiBL(有機農業研究所)と有機の国連といわれるIFOAM(国際有機農業運動連盟)、そして、英国Ecovia Intellige […] -
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第10回 海を守れ!
私たち生命体は海から生まれた。 「水の惑星」と呼ばれる地球。その7割は海だ。海にすむ生きものは23万種ともいわれるが、まだまだ新種が発見され続けているという未知の世界でもある。 20世紀末の数十年でその海洋から世界のサン […] -
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第9回 「選ぶ」と「選ばれる」の関係――目利きたちの奮闘が地球を救う
お買い物はネットで、そんな動きがコロナ禍をきっかけに一気に加速した。 お店に足を運んでじかに商品を見たり手に取ったりすることができないだけに、買う側も慎重だ。見ているのは商品の値段や品質の良しあしだけではない。その「モノ […] -
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第8回 僕らはみんな生きている!
降りそそぐ太陽のエネルギーを植物が光合成によって栄養に変える。その植物を草食動物が食べる。その草食動物を肉食動物が食べる。人間はどっちも食べる。動物は食べるとフンをするし、寿命がくれば植物も動物も死んでいく。そのフンや死 […]