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オーガニックよもやま話
第52回 「雑草」というなかれ
「雑草」という名前の草はない。それなのに、「雑草」と大ざっぱにくくられ、農業の世界では厄介者扱いの憎まれ役だ。 「雑草のように踏まれても踏まれても強く生きろ」と前向きな比喩として使われるにもかかわらず、普段はただ踏まれて […] -
お知らせ
「株式会社 養老牛山本牧場W.E.C」が日本グラスフェット規格認証を取得されました!
グラスフェッド規格は、家畜の牧草による飼養および畜産物の生産の方法についての基準等を定めているものです。 動物福祉の遵守、種の保存など特定のニーズを尊重し、放牧を少なくとも年間6カ月間以上行い、牧草飼料(穀物由来飼料を含 […] -
オーガニックよもやま話
第51回 おいしい給食で、元気にたくましく!
新入学の季節だ。小学校に入学する子どもたちにとっては初めて体験することがいっぱいだ。「給食」もその一つだろう。日々変わる献立、友達とみんなで食べる楽しさは格別だし、初めての食材に出会うことだってあるかもしれない。 給食と […] -
オーガニックよもやま話
第50回 「割り箸」から見えてくること
使い捨てのライフスタイルを見直すことが環境保護につながるということは、もう誰もが知っている。大量生産、大量消費、大量廃棄の時代から、循環型社会の時代へと変わらなければならない。一人一人ができることからということで、例えば […] -
お知らせ
日本とEU間に「有機同等性」が合意され、その対象が拡大されます!
弊社認証事業者さまや、新たに認証を取得される方への朗報です!今まで同等性がなかったため、EUに向けて同等性を利用して輸出することができなかった「有機酒類」や「有機畜産物」、「有機畜産物を使用した加工食品」の生産者さまなど […] -
オーガニックよもやま話
第49回 「花粉症」に季節を教えられ
朝、いつもの時間に目覚めると外が明るい。夕方、いつもの時間になっても外が明るい。そうか、いつの間にか季節は移ったのだ。春なんだなあと思う。 だが、そんな感慨にひたってばかりもいられない。花粉症の人にとってはつらく苦しい季 […] -
オーガニックよもやま話
第48回 調理は楽し、五感を研ぎ澄ませ!
すぐ前を制服姿の2人の女子高校生が歩いている。「ねえねえ、私ね、あれができたよ、ほら、あれ、あれ」、そんな声が聞こえてきた。1人が隣を歩く友達に一生懸命説明しているようだ。「ほらあれ、リンゴ! 私、リンゴの皮が剥けたよ。 […] -
オーガニックよもやま話
第47回 チョコがピンチ!
「カカオショック」……チョコ好きにはまさにショック、大問題である。 世界の主要なカカオ生産国は、西アフリカのコートジボワールとガーナの2国。2023年末から大雨・洪水、干ばつなどの異常気象に見舞われ、収穫量が減少した。農 […] -
オーガニックよもやま話
第46回 オーガニックを支える生活者たち
「The World of Organic Agriculture2024」が発表された。FiBL & IFOAMが発表している統計年鑑の2022年のデータを対象にしたものだ。 世界の流れを見ると、有機農業は目覚 […] -
オーガニックよもやま話
第45回 北風と太陽
気候変動によって、これまで考えもしなかった事態が起こるようになった。自然界がいかに絶妙なバランスで互いに生かし合って循環しているかを思い知らされる。 農業の現場では気候の影響が顕著に現れる。さらに、天候と作物の出来具合は […]