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オーガニックよもやま話
第43回 今こそ、リンゴを丸かじり
「リンゴ」をガブリと豪快に丸かじり、そんな経験はあるだろうか。映画やドラマで目にしたことがあるかもしれない。若さがはじけるような、青春のシンボルといった感じの一コマ、何となくそんなイメージだ。 丸かじりとまではいかなくて […] -
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第42回 小さな縁の下の力持ち マメコバチ
いきなり私事で恐縮だが、津軽の友人からリンゴが届いた。昨年は猛暑などの影響で不作に泣いたリンゴ農家だけに、「今年は、数は少ないが出来は良い」という言葉にはずっしりと重みがあった。箱を開ける前から、あたりに芳香がこぼれてい […] -
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第41回 ボジュレー・ヌーヴォーも時代と共に
11月21日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だ。この時期になると毎年ちまたで話題になるので、ワイン通ではなくても、初物のワインで乾杯も悪くないかなという気分になる。 ボジョレー・ヌーヴォーの最大の輸出先は日本である。日本 […] -
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第40回 スズメのお話 その2――スズメは益鳥か害鳥か
私たちの身近でチュンチュン鳴いているスズメが、今、絶滅が危惧されるほど急速に減少しているという報告が衝撃的であったため、前回に続いてスズメの話である。「身近でチュンチュン鳴いている」というのは、もはや妄想なのだろうか…… […] -
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第39回 スズメのお話 その1――『舌切りスズメ』の教え
スズメが絶滅危惧種になりそうな勢いで減少している。環境省が研究者や市民らの協力を得て、2003年から全国1,000カ所で続けている生態系のモニタリング調査の結果だ。全国の里山に生息する鳥やチョウたちの個体数が急速に減少し […] -
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第38回 愛ある共生
「これは虫の分」――『朝日新聞』のコラム「折々のことば」に取り上げられた有機栽培研究家・佐倉朗夫氏の言葉だ。 そしてこう続く。 ――「虫の喰(く)い跡が残るトマト。でも、虫は全て食べ尽くすのでなく、人の分も残してくれてい […] -
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第37回 「ナス」に学ぶ
代表的な夏野菜であるナスは、世界で1,000以上もの品種があるという。 日本で昔から食べられてきたのは紫紺色のナス。この皮の色はナスニンという成分によるもので、アントシアニンという天然色素の仲間だ。ポリフェノールの一種で […] -
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第36回 「旬」を考える
夏野菜がおいしい。 ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、オクラ、モロヘイヤ、ズッキーニ、ゴーヤ、枝豆……まだまだある。 はたと考える。 ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、これらの野菜は年中手に入る。 「夏野菜 […] -
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第35回 一粒の有機から
先日、一年ぶりにお世話になった知人夫妻に会いにいった。とある町の山あいで田舎暮らしをしている。といっても、田舎暮らしに憧れてとか、子育て環境を考えて移住したとか、老後を田舎でのんびりとか、そういう類いではない。生業の陶芸 […] -
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第34回 持続可能な「土用の丑の日」へ
今日は「土用の丑の日」。「土用」は中国から伝わった「陰陽五行節」に由来するもので、季節の変わり目を表す「雑節」の一つ。「節分」や「彼岸」や「入梅」と同じだ。陰陽五行では自然界のあらゆるものは木・火・土・金・水の5つの要素 […]