有機水産養殖及び加工
自然資源や生態系を最大限に活用する有機システムの設計と管理に基づき、孵化又は稚魚からその後まで有機飼育で育った水産動物から、有機養殖魚を生産する。
種を尊重した動物福祉の遵守、種の保存等、特定のニーズの尊重を基本とし、水生環境の継続的な健全性を維持し、水産資源の保全と持続可能な開発からの飼料、有機農業からの農業原料と天然の非農業原料から作られた有機適合飼料を給餌する。
取得認証種類 有機水産養殖及び加工 認証エリア 国内及び外国 |
資格
養殖及びその加工処理を生業とする事業者で、養殖単独又は加工処理単独認証も可能。
条件
海面養殖における有機と一般養殖ケージ間の距離(緩衝地帯)、陸上養殖における有機と一般養殖水槽間の距離(緩衝地帯)及び養殖密度、水質、有機に適合する飼料の給餌、健康管理、生産サイクル2/3以上の有機飼養期間等。
加工処理については、HACCPに沿った衛生管理の導入。
申請書類
申請書、規程類、各許可書、周辺図、配置図(養殖場/水揚場/処理施設/保管施設/飼料製造施設等)、底質/水質検査証、使用機器リスト、孵化又は種苗の履歴証明及び記録、分養記録、飼育記録、健康管理記録(使用薬剤含む)、生産履歴情報(トレースバック可能)、資材証明書、委託契約書(外注管理)、その他
規格トレーニング(任意)
受講料:11,000円
内訳 | 受講料(1名) / テキスト代(1部) |
受講時間 | 3時間(但し、受講評価が基準以下の場合は追加説明) |
受講方法(選択可能)
審査時 | 審査時に開催、開催時間は協議(1名から可能で旅費・交通費は請求しない。) |
本社開催 | 開催時期・時間は協議。(1名から可能で旅費・交通費は請求しない。) |
OCO出張開催 | 当社の規程に従い開催。(1名から可能で開催前に事前に費用などを公表する。) |
委託開催 | 当社の規程に従い研究機関などが開催。(開催前に事前に費用などを公表する。) |
認証に係る費用
認証手数料(外税): 350,000円(有機水産養殖及び加工)又は、250,000円(有機水産養殖加工)
内訳 | 書類審査 / 判定 / 認証書交付 |
年次審査手数料(外税): 300,000円(有機水産養殖及び加工)又は、200,000円(有機水産養殖加工)
毎年1回以上、認証の技術的基準が守られているか年次審査を行ないます。
内訳 | 年次審査(本社所在地(又は支部で対応が可能な場合)から8時間以内)・判定 |
臨時確認審査手数料(外税): 350,000円(有機水産養殖及び加工)又は、250,000円(有機水産養殖加工)
変更届や第三者からの通報などで行なう臨時確認審査です。
内訳 | 臨時確認審査(本社所在地(又は支部で対応が可能な場合)から8時間以内)・判定 |
その他経費
実地審査日当 | 1人あたり27,100円(審査員が2人以上になる場合、2人目から追加徴収)。 (審査で必要な宿泊日数・追加日当については、事前に連絡する) |
拘束時間 | 審査時間は1日あたり7時間。 1日で終了しなかった場合、1人あたり日当27,100円 及び宿泊費を請求する。 2日目からの日当も同様とする。 |
移動日当 | 国内では、片道2時間を越える場合5,000円を請求する。(往復 10,000円) 外国では、1日あたり5,000円×出張日数を請求する。 |
交通費 | 最寄駅から審査場所までの距離が300m以上離れ、申請者の送迎がない場合は、審査場所まで中型タクシーの料金を請求する。 自家用車を使用の場合は、申請者に事前に連絡する。 |
支部 | 下請業者(個人・法人)及び、公表された場所を起点に旅費・交通費(駐車料含む)などは、公表された住所から計算するものとする。 公表されない場合は、株式会社オーガニック認定機構の所在地からの旅費・交通費を請求する。 |
宿泊費 | 1泊15,000円を上限とする。 |
保険 | 外国の場合に限る。金額は見積書又は口頭で提示する。 入出国手数料(外国の場合)は申請者に事前に連絡する。 |
翻訳料 | 日本語以外の申請書類 |
※宿泊費・交通費・保険(国外の場合)・日当・移動日当等の追加費用については、審査終了後1週間以内に請求書を発行送付し、申請者はOCOが指定する銀行口座に振り込むものとする。また、カードで決済する場合の手数料は申請者負担とする。 |
特定組織の手数料(外税) (組織単位の申請)
対象組織 | 単独組織が集団で一括申請 (量販店・フランチャイズ・組合・JA・生協・非営利法人など) |
手数料 | 単独組織に対しOCOは協議の上、見積書を提出 |
旅費などの計算根拠
距離・高速代 | NAVITIMEの検索により距離・高速代を算出 |
ガソリン価格 | ガソリン代×130%(オイル・保険・消耗品など)を請求 (資源エネルギー庁の九州レギュラー平均価格) |
交通機関 | 飛行機・JR・バスなど MAPの乗換検索結果で算出 (申請者からチケットの提供も可) |
移動日当 | NAVITIMEの検索により時間を算出 (基準は2時間:1時間30分を越える場合は繰上げ) |
日当・宿泊費 | 拘束時間7時間/1日を越える場合は、翌日の日当27,100円、宿泊費15,000円を請求 |
支払方法
請求及び振込手数料 | 請求書の金額を決済日までにOCOの指定銀行に支払うこと (振込手数料は自己負担) |
追加請求 | 追加業務がある場合は、別途同様な計算根拠で請求を行う |
追加請求の入金 | 追加費用は請求後、7日以内にOCOが指定銀行に支払うこと |
返金不可 | 受領した申請手数料などは、キャンセルになっても返却しないものとする |