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オーガニックよもやま話
第60回 藍、ジャパン・ブルーをたどる――その1 色を育てる
日本には古くから続いてきた伝統技術がたくさんある。藍染もその一つだ。といって、藍染自体は日本固有のものではない。 藍は「人類最古の染料」といわれるほど歴史が古く、古代から世界各地で染料として使われてきた。日本では、奈良時 […] -
お知らせ
英国、米国、豪州、ニュージーランドとの「有機同等性」の対象に「有機酒類」が追加される予定です。
諸外国の多くは「有機」の名称表示を規制し、その国の有機認証を受けた産品でなければ「有機」と表示できないことになっていますが、国家間で「同等性」が認められれば、他国の有機認証を自国の有機認証と同等のものとして取り扱うことが […] -
オーガニックよもやま話
第59回 暮らしの中の浴衣
夏真っ盛りだ。熱中症も怖いし、夏バテも怖い。油断をしていると命取りになるほどの暑さである。 が、それでも何だかふつふつとエネルギーが湧きたつのもまた夏である。日本全国お祭りの季節。心が躍り、血が騒ぐという方も多いだろう。 […] -
オーガニックよもやま話
第58回 夏はどこへ向かうのか
年々暑くなる。猛暑、酷暑で、クールビズもスーパークールビズも追いつかない。 クールビズ…… “夏場の軽装による冷房節約”をキャッチフレーズに、2005年に環境省が環境対策として打ち出してスタートした。ノーネクタイ、ノージ […] -
オーガニックよもやま話
第57回 「酒」から「SAKE」へ
「和食」がユネスコの世界無形文化遺産に指定されたのは2013年のこと。ヘルシー志向とも相まって世界で和食ブームが巻き起こり、日本食レストランも次々にできた。 和食には何といっても日本酒が合う。日本が誇る発酵の食文化の一つ […] -
オーガニックよもやま話
第56回 アジサイの「七変化」を観察
ジメジメして何となく憂鬱な梅雨の時期、さて、どうやって快適にすごしたものかと考える。晴れ間を待っているだけではもったいない。「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す」というわけで、発想を変えてみよう。 6月といえば、緑が […] -
お知らせ
「GRAPE SHIP 株式会社」が有機酒類の認証を取得されました!
有機酒類とは、有機農産物(または有機畜産物、有機加工食品)を原材料に使用し、原材料(水と加工助剤を除く)の重量に占める有機農産物等の重量の割合が95%以上であることなど、JAS法に準拠する一定の基準を満たしている酒類のこ […] -
オーガニックよもやま話
第55回 有機の世界、世界の有機
「有機」「オーガニック」は、もはや国際的な共通語である。しかし、その基準は国や地域によってさまざまで、共通ではない。国の成り立ちも歴史も違えばお国柄も違うわけで、当然のことだ。 日本がそうであるように、海外の多くの国や地 […] -
オーガニックよもやま話
第54回 キーワードは「竹」――その2 サステナブルへの入り口
前回に続いて、竹の話である。 割り箸には木製と竹製の2種類がある。 そのうち木製の割り箸は、回収して紙の原材料としてリサイクルする活動が広がっている。コピー用紙やティッシュペーパーにリサイクルされるのだ。 ところが竹製の […] -
お知らせ
(続報)日本とEU間の「有機同等性」が合意され、発効日などが決定しました!
前回のお知らせで明確になっていなかった発効日などの詳細が、農林水産省より公開されました。 有機同等性を利用したEUからの輸入は5/16から、EUへの輸出は5/18から可能となります。 諸外国の多くは「有機」の名称表示を規 […]