グラスフェッド規格は、家畜の牧草による飼養および畜産物の生産の方法についての基準等を定めているものです。
動物福祉の遵守、種の保存など特定のニーズを尊重し、放牧を少なくとも年間6カ月間以上行い、牧草飼料(穀物由来飼料を含まない)を85%以上給与するグラスフェッド飼育基準に適合していることなどが認証の条件となっています。
この度、北海道標津郡中標津町で酪農を営む「株式会社 養老牛山本牧場W.E.C」が、有機JAS認証と日本グラスフェッド規格(JGS)の認証を取得されました。

養老牛放牧牛乳は有機牛乳。さわやかな喉ごし、そして草の香りは、まるで北海道の大自然をギュッと詰め込んだような味がします。
■認証業者からのご挨拶
養老牛山本牧場は、農薬と化学肥料を使わずに牧草を育て、牛たちに与えることで自然のままの有機牛乳を生産しております。このたび、消費者の皆様により安心してお手に取っていただけるように、有機JAS認証と日本グラスフェッド規格認証を取得いたしました。
‘’自然のままに在る牛乳‘’
厳しい自然環境の中で生きるグラスフェッドの牛たちの想い以外何もないまっさらな牛乳。この牛乳を染められるのは、ただ季節の移ろいだけ。大地の香りと風の詩、人間の五感に響く美味しさに触れてみてください。
オーナー / 代表取締役 山本照二

■Grassfed Cows 完全放牧で生きる牛たち。
極寒の北海道の冬、その中でも知床連山の麓にある養老牛は厳しい気候風土を持ちます。
マイナス30度近くの猛吹雪の中、牛たちはえさ場の隅でひと塊りになって夜をやり過ごします。
また夏場の台風では広大な放牧地で強烈な風雨をもろに受けながらも牛たちは黙々と草を食んでいます。
生産現場の多くの牛たちは一生外に出ることもなく牛舎の中で育てられますが、山本牧場の牛たちは搾乳時間以外はすべて外で生活しています。